【落合陽一】現在の『龍が如くスタジオ』に思うことは?強きをくじき、弱きを助ける“極道“はリアルか?名越稔洋が登場人物の「カッコ良さに頼った」ストーリー作りの秘密、目撃した『中国ゲーム業界』の今を明かす
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今からおよそ19年前に“ある名作”が産声を上げた。
ビートたけしや北大路欣也、中井貴一に藤原竜也など、多くの豪華俳優陣が彩ったその作品はドラマでもなく、映画でもない…。セガの大人気ゲーム『龍が如く』である。新宿・歌舞伎町など全国各地の歓楽街を忠実に再現した世界観や壮大なストーリーが人気を博し、シリーズ全体の売り上げは全世界で約2130万本にまで上っている。
しかし、開発当時は前代未聞の『極道』が主人公ということもあり賛同者は1人もおらず、発売までには困難な道を極めたという。生みの親であるゲームクリエイターの名越稔洋氏はこんな言葉を残している。
「苦しくても逃げずに戦い続ければ、いつしか壁を打ち破り乗り越えられる時が来る」
“ゲームといえば子供向け”という既成概念を壊した作品として、今でこそ絶大な支持を得ているが、当時としては異例の「極道」という世界になぜ活路を見出したのか。
『龍が如く』の誕生秘話は? ゲーム業界の現状と課題に何を思うのか?そして、2021年にセガを退社し、現在は「名越スタジオ」を立ち上げた名越氏の“新たな挑戦”とは?
落合陽一が“ゲーム界の昇り龍”と呼ばれた男の宿命、知られざる半生を追う。
ゲスト:名越稔洋(ゲームクリエイター/名越スタジオ代表取締役社長)
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